●電車内で化粧
電車には滅多に乗らないので、電車内で化粧をする女性を目撃することも多くはない。だが、最近は乗るたびに見ているような気がする。ものすごい勢いで増えているのだろう。
昨日の女性はすごかった。
まず、片手にカバンを提げて立ったまま化粧していた。
次に、空いた電車ではなく、相当混んだ地下鉄の車内だった。
したがって、私の目の前で化粧をするその女性の顔と、座っていた私の顔との距離はおそらく50センチ程度だった。身長差があるからそうなってしまうのだ。
私の胸の前30センチぐらいにあるバッグから次々と魔法のように化粧道具を取り出しては片付ける。
極めつけは、まつげをカールさせるための変な形をした器具である。それが文字通り目の前をうろうろしたときは、その変な金具で手術でもされてしまいそうな気分だった。
蛇足ながら、もちろん、そんなにがんばって化粧しても・・・ というご面相である。まあ、ひどいというほどではなかったけれど。あれぐらいの顔の人が一番そういうことをしているように思う。
見苦しいのはまだ我慢してもいいが、ニオイはするし粉は飛ぶし、ほんと、はた迷惑なのでやめてくださいね。