2015-01-01から1年間の記事一覧
もはや年末恒例になった感のある、怠け者の節句働き。 日曜日も、休暇を取った月曜日も、朝から晩まで仕事。 「仕事に集中するために休暇を取っている」なんて、まるでちゃんとした働き者みたいじゃないか。 このまま行くと、少なくとも大晦日まではみっちり…
新しいテレビがコンピュータそのものであることは以前書いた。 すぐに自宅の無線ネットワークに繋がり、昔で言うところのビデオ・オン・デマンド(今はなんて言うんだろう・・・ストリーミング配信?)で映画なんかが見られる。 Netflix, Hulu, U-NEXT, dTV …
これが遺作になってしまったこと自体はかえすがえすも残念だけれど、遺作たるにふさわしい、ロビン・ウィリアムズの傑作。 「名演技」というのはこういうのをいうのだろう。 原題は Boulevard(大通り)。 12歳の夏からずっと人生の boulevard を歩けなかっ…
結婚した男女に同姓を強制する民法の規定の違憲性が争われた裁判で、最高裁大法廷は合憲とする判決を言い渡した。 意外だった。 大法廷が開かれることが決まってからは、違憲方向の判決が出るだろうという雰囲気が充満していたから、よけいにそう感じるのか…
平和に夕食を食べていると、夕刊にベネディクト・アンダーソンの訃報が掲載されていた。 「中国生まれのアイルランド人」で「米国の政治学者」、「ナショナリズム研究の古典となっている著書」『想像の共同体』(Imagined Communities)の著者。 米国籍は取…
先日、平和堂(滋賀県を中心に、関西・北陸・東海に展開している中堅スーパーです)で「乳しぼりをした日がわかる低温殺菌牛乳」を買った。「乳しぼりから店頭に並ぶまでが」「たったの3日間! 搾乳日表示が自慢です」とある。 これを読んで、皆さんはどう…
──このエントリはフィクションです。 タイトルは村上春樹の短編をもとにしていますが、内容は何の関係もありません。 ___ 「12月のある晴れた午後に100パーセントの女の子と出会うことについて ──Barnshelf の妖精」 長い間バイクに乗っていなかった。乗…
先日、「バイクはバックができません」というエントリを書きましたが、「F1カー」もバックができません。 昨日、「御堂筋オータムパーティー2015」というイベントがあって、「F1カー」やらフェラーリやらが通行止めにした御堂筋を走ったらしいのです…
新しいテレビを買った。 今ブログで調べてみると、ちょうど10年で買い換えたことになるようだ。うちとしては例外的に短い寿命だった。 せっかくテレビが搬入されたというのに、朝から夜中まで缶詰の仕事でほとんど見られなかった。 今日あらためて見ると、10…
土日祝日関係なく、職場か家で常に仕事をしている家人が、珍しく昨夜「明日はどこかに気晴らしに行きたい」というので、2人で出かけてきた。 いつ以来だろう? 冗談で「ららぽーと エキスポシティ(EXPOCITY)」を口にすると、その提案のありえなさにあきれ…
うちの近所に「日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」」なるものが開業した(こんなことを書くと、居住地がばれるなあ)。 グランドオープンには徹夜組まで出たそうだが、そんなものができようができまいがわりとどうでもいい。 だが問題…
先日バイクで出かけたときのこと。田舎道を快調に走っていると、前の車がいきなり停止した。 ウィンカーを出すでもなく、左に寄るわけでもなく、車線の中央で突然に。 もちろん、信号も標識もないし、交差点でもない。 幸いというか、いつも車間距離はきちん…
なんの予定もない雨の休日の朝、最初に目にしたのはパリで起きたテロ事件に関するニュースだった。 目が覚めたとき、寝床の中で横になったまま、ネットニュースを見ることが多いせいだ。 ネットを遮断すれば、平和な日である。朝刊にはまだひとことも出てい…
実に半世紀以上ぶりに開発された「国産」(部品の7割は輸入らしいが)旅客機、MRJ(Mitsubishi Regional Jet)が4年遅れの初飛行に成功した。 まずはめでたい。 だが、パイロットの名前が出ていたのでどんな人なんだろうと調べるうち、疑問が湧いてきた。 …
プロ野球の北海道日本ハムファイターズが新千歳空港に 「北海道は、開拓者の大地だ。」 と書いた巨大バナーを掲げていたそうだ。 ご丁寧に、左肩には HOKKAIDO RRIDE とある。 「掲げていた」と過去完了形になっているのは、現時点ではもう撤去されているだ…
久しぶりにバイクで出かけられると思っていたのだが、昨日までの連日の快晴が嘘のような曇り空。しかも朝食中にはぱらぱらと降り出すに及び、諦めてクルマで出ることにする。 考えてみれば、クルマで出かけられるのも久しぶりだ。 まず、以前から行ってみた…
いつの間にか、鬱々たる気分の中でドタバタし続けた10月が終わった。 自分にも他人にも、いくつかいいことがあったのだが、全体としての通奏低音というかトーンというかBGMというか・・・が非常に沈んだものであったため、そのありがたみにも鈍感になってい…
久しぶりに映画の話。 といっても、芸術は饒舌を嫌うと思うので(と言い訳をして)、どうでもいい話を少し(ネタバレ注意)。 ある現代アメリカ的「家族」の12年間を描いているのだが、見ていて、子役本人がどんどん大きくなっているとしか思えなかった。 た…
日本中?が連日のノーベル賞騒ぎで湧いているときに、ほんとにどうでもいいことで恐縮だが、個人的にはノーベル賞なんかよりよほど気になることがあったので記しておく。 私の車が当て逃げされた。買ってからまだ1年も経っていないのに。 どこで、かもわか…
今日も母親を見舞ってきました。 半身不随者に特有の、「軽く握った動かない拳をおへその横に置いた状態」だった左腕が動くようになり、まだ力は入らないというものの、手指もその機能を取り戻しはじめていました。 80歳の老人にも、目に見える進歩があるの…
先日、母親を見舞ったとき、左の頬が青黒く腫れているのに気づいた。「どないしたん?」と聞くと、「こけてん」という。転倒した、ということだ。 立って歩くことも覚束ないのに、転んで頬骨を打つなんて、どうしたらそんなことができるのかと思った。 聞く…
・・・と思ったら晴れてきたりして。
ドイツのフォルクスワーゲンが不正な手段で環境基準の検査をクリアしていたとする調査結果を、アメリカの環境保護局(EPA: Environmental Protection Agency)が発表した。 ディーゼルエンジンの車に特殊なソフトウェアを組み込み、検査の時だけ基準を達成す…
先日までまっっったく知らなかったのだが(なんという情報弱者・・・)、iPhone や iPad なんかで、雑誌が読み放題になるサービスがいくつかある。 とりあえず1か月は無料体験できるというので、docomo がやっている dマガジン というのを選んで会員になっ…
北海道の大部分においては、鉄道はもはやその使命を終えつつある。というより、すでに終えているのかもしれない。 国鉄の民営化やその後の経営難に伴い、多くの路線が廃止されたが、「本線」と名がつくようなルートでも、上下合わせて一日に16本というのがス…
ひとりで車を運転して北海道を走り回ったりしていると、さまざまに思いをめぐらすことになる。 アイヌ・歴史・探検・移住・開拓・開発・自然・交通・狩猟採集・農業・経済・政治・環境、そして近代国家と国境・・・ ___ アイヌの人口は現在数万人と言われ…
ツイッターに書いたものは流れていってしまうような気がして(そんなことを言えば、ブログに書いても同じことなのかもしれないが)あまり好きではない。 本来、ことばなんて流れていってしまうものなのに、それを定着させようというほうがどうかしてるんだろ…
母親が脳梗塞で左半身不随になったというので、家族3人(+父親)で会いにいってきた。 最初会ったときの印象は、「覚悟はしていたものの」という感じで、「さすがにちょっとこれは・・・」だったのだが、しばらくその場にいて話などするうち、「まあこれな…
先日、屈斜路湖からさらに山道を登りつめた、美幌峠というところにある道の駅で車中泊をした。 「ぐるっとパノラマ」という謳い文句に魅かれて選んだのだが、翌朝は濃霧に包まれ、パノラマどころか駐車場の端すら見えるかどうかというくらいになった。 道の…
いえ、二者はたぶん争わないと思います。そうでもないかな? ___ ずっと道北道東を走ってきて、ここ富良野に着くと、その文明開化にびっくりした。富良野ってこんなに街だったっけ・・・ 3回目なのだが、前は街中を通らなかったのかな? ずっと、牧草地…