◆さよならNTT
NTTの固定電話から雑音が聞こえる。
先月だかにも来てもらったのだが改善しない。今日も来てもらってああだこうだと苦労したあげく、結局は原因不明、おそらくは屋内配線のどこか見えない部分で絶縁不良が起きているのだろうということであった。
解決策としては、新しい線を屋外から引くのが一番だという。当然、お金もかかる。
だが、もともと、化石のような回線だ。わずか10年ほど前に引いたのではあるが、今や、家には携帯を入れるとこれ以外に2系統、3回線ある。
IP電話を入れたときも、万一の時の通信ラインの確保を考えて残してきたのだが、そろそろ潮時かもしれない。IPも携帯も通じなくて、NTTだけが通じるなどということも、そうあるまい(もしかして停電したら携帯も通じないのかな?)。
とはいえ、単にやめてしまうと、「公開用電話番号」がなくなってしまうので、替わりをどうしようかと考えた。
もう一台携帯を買って家用に使うか、既にあるIP電話の回線をもう一つ増やすか。
結局、後者の選択肢を取って、NTTとおさらばすることにした。ランニングコストもそれで半額ぐらいになる。
これで、40年余にも及ぶ電電公社以来の付き合いが終わる。自分で加入権?を買ってからでも20年を超える。
そういえば、あの7万数千円は、露と消えてしまうらしい。一時は、借金の担保にできたり転売できたり、財産だとまでいわれていたのに。
国家的詐欺だとして、訴訟もやっているようだが、勝ち目はなさそうである。
まあ、20年以上前の7万数千円。ここはすっぱり諦めて、気持ちよくおさらばしようと思う。
それでも、「休止手数料」として新たに2100円必要だというのは納得できない。休止じゃなくて解約だと思うんだけど。