◆"business" の衝撃

 今このブログのサブタイトルになっている英文を聞きながら書き取っていて、いつものように "business" の綴りで引っかかった。

 頭が悪いと言われればその通りなのだが、いつも「えっ、どうだったっけ?」となる。たぶん、高校の時からずっとだろう。

 幸い、「ビジネス」で英語を使うような世界にはいないので、特に大きな問題にはなっていない。

 それに、時代は進んで、ミススペルするとエディタやワープロなどが自動的に教えてくれるようになっているので、試行錯誤で違うスペルを打ち込めば、正しい綴りはわかる。

 いつもはそれでスルーしていたのだが、今回は、司法の世界を "in this business" と表現しているのが気になって、おそらく生涯で初めて、この単語を辞書で引いてみた。

 私たちも、「この業界では」とかふざけて?言うことがあるので、それに近いのかなと思ったのだ。

 だが、そこには別の意味で衝撃の事実が・・・

 なんと、この単語は "busy" の名詞形なのだという。「忙しいこと」がすなわち、「ビジネス」だというのだ。

 そんなことは当たり前で、知らないのは愚かな私だけなのだろうか。

 そんなことなんだったら、だれか一人でいいから英語の先生が教えてくれればよかったのにと思う。少なくとも十数人の先生から英語を習ったのに、だれもそんなことは言わなかった(当たり前だからだろうか・・・)。

 busy に ness をつけて名詞化するという話なんだったら私でもわかる。綴りの変化も、ちょっとトリッキーだとはいえ、中学の時から知っている規則通りだ。

 business...

 これからはもう、綴りで悩むことはないと思う。こんなことをこの年になってから知るなんて・・・

 それにしても、busy(ビジー)といい bury(ベリー)といい、「どうして u をイと読んだりエと読んだりするんだよ」とは相変わらず思う。アイウエオのうち、ないのはオだけじゃないか。