●関西限定ミルクコーヒー
コーヒーならブラックでシブく決めてみたいと思わないこともないが、実際に飲むのはミルクをたっぷり入れたコーヒーである。エスプレッソはだめで、カプチーノは好きだ。
「男らしさの呪縛」から自由であることが恥ずかしくもあり誇らしくもある。そんなつまらないことで恥ずかしがったり誇りに思ったりすることがまた、「男らしさの呪縛」から攻撃を受ける。その呪縛から自由であ・・・
缶コーヒーは滅多に買わないのだが、買うとすると当然ミルクが入ったものにする。
でも、買ったコーヒーに「関西限定」というロゴが入っていたのには驚いた。何でも「関西で人気の高いミルクコーヒー」なのだそうである。
わたしの個人的な嗜好だと思っていたミルクコーヒー好きは、関西人一般の好みだったのか。「関西人」と呼ばれることが嬉しくはない現状においては、この事実はちょっとビミョーだ。
今では滅多に飲まなくなったが、「ミックスジュース」も好きだ。
いろんなものから自由でありたいと願う一方、かかわりあってきたさまざまなものに縛られていることに改めて気づかされる。
特に、ミルクコーヒーまでが「関西限定発売」であることを知ったりすると。