◆とうとう破綻
管理職への「部下手当」の大盤振る舞いから半年あまりで内定者全員の採用取り消しを行った日本綜合地所が、東京地裁に会社更生法の適用を申請したという(asahi.com)。
この不況下とはいえ、その急な展開にはやはり驚く。
結果としては、内定を取り消さないでいて今ごろ学生を途方に暮れさせるよりは、まだ取り消していた方がよかったともいえる。皮肉なものである。
諸行無常、一寸先は闇・・・
縁もゆかりもない会社だが、ここで二度にわたって取り上げたのも何かの縁かもしれない。特定の会社を取り上げることなんてほとんどないのだから。
まっとうで健全に再建できることを祈る。