■また愚策
1世帯分の定額給付金は、自動車税を払うと赤字が出た。国から市を通じて来たお金が府へ流れて終わり。
こんどは「エコポイント」が始まったという。なんじゃそれは。
まだどうするか決まっていないというものの、流れとして
1.対象家電を購入
2.領収書や保証書を事務局に郵送
3.事務局はポイントを記録
4.事務局から交換用カタログをポイント保有者へ郵送?
5.事務局からポイント数と暗証番号を保有者へ郵送
6.カタログから商品を選択して事務局へ連絡
7.事務局を通じて商品を発送
ということらしい(朝日新聞)。
この「事務局」って何だ? 下手をすると1千万とかの(もっとか?)件数を扱わなくてはならない。
仮に1千万としても、2〜7の段階で、無駄な冊子や紙がのべ1億通ぐらい、日本中を飛び交うことになろう。
「事務局」が担う事務量たるや、想像を絶するものになる。
定額給付金でも似たようなことをやったばかりだ。
どこが「エコ」なのか。
ちらっと聞いたニュースでは、この「事務局」というのを応募した民間企業にやらせるらしい。
いずれにせよ、壮大な無駄遣いである。
まあ、無駄遣いでもGDPを押し上げるのは間違いない。それを経済の活性化というなら、そうなのだろう。
だが、「エコ」なんていう詐欺まがいの呼び方はぜひやめてほしい。