■マスクブームの終焉
昼食のついでに買い物に出た折り、ふと思いついてドラッグストアにマスクを見に行った。
愚かな?学校から登校時全員マスク着用を言われている息子が、肩身の狭い思いをしないようにとの親心である。
大手チェーン店を覗くと、種類は限られているもののそこそこ在庫があり、人が集まっている風でもない。
だが、まだ選び放題という感じでもないので、念のため2つ購入した。
商店街をぶらぶら歩きながら個人経営の薬局を見ると、店頭にマスクが置いてあった。派手なPOPもないし、誰も買おうとしていない。
街ゆく人にもマスク着用者はほとんどいない。着けているのは勤務先から強制されていると思しき店員たちばかりである。
もうマスクブームも終焉を迎えたということであろう。
ブームに乗じて一儲け企んだ連中は、膨大な不良在庫を抱えて途方に暮れることになるかもしれない。
そうなってほしいと思う。
それはすなわち、インフルエンザで苦しむ人も出ず、マスク狂想曲に踊らされる人も出ないということだから。