★バンフのホテルより(8月10日夕刻以降の記録)
ハーツでレンタカーを予約していた。「Webチェックイン」まで済ませており、私の車はスタンバイされているはずだった。
なにしろ、ウェブサイトによると「5分もお待たせしません」ということなのだ。
ところが、最初からつまずき気味で、結局のところ、「車が払底しているので、返却されるのを待ってくれ」という話になった・・・
後から来た客など、キーのかかるボードを示されながら、「見ての通り車がないのだ。みんな順番を待っているじゃないか」と係員に逆ギレされる始末だ。
となりのエイビスで聞いても車はないという。
私の担当者は初老の男性で、真剣に apologize してくれたし、Thank you very much for your patience. だったので結果的にはよかったのだが、1時間も待たされたころにはどうなることかと思った。
飛行機のことでは色々気をもんだが、レンタカーは伏兵だった。
飛行機も小一時間遅れていたせいで、予定より3時間ぐらい遅くなったが、ともあれ、22時半ごろにはバンフのホテルに着くことができた。
パソコンの時計(日本時間)は現在、14時30分になっている。
ということは、およそ34時間にわたって、短い仮眠を取りながら起き続けていたことになる。
カルガリーからバンフへ向かう途中、もちろん酒は一滴も飲んでいないのだが、息子への返事の呂律が怪しくなり、いつぞやの中川財務大臣(当時)のような感じになるのが自分でもわかった。
ナルコレプシーというのだろうか、コンマ何秒かの間、意識を失う感じもあった。通常の「居眠り運転」の時の感覚とはかなり異なる。
目的地を目前にして、「もうすぐだから行ってしまえ」という気もしたのだが、さすがに危ないので仮眠を取った。
今は、シャワーを浴びてベッドに腰掛けてこれを書いている。このホテルのネットも一発でつながった。えらい時代である(カルガリーの空港のは、存在はするのだが不調であった)。
ともかく、すべては明日から、今日はもう寝よう。