◆関西電力、全原発停止
全国でも、54基あるうち、稼働しているのは2基だけという状況になるという。
関電は、供給電力に占める原発の割合が5割だと言われてきた。
それがぜんぶ止まっても、この寒波の中で電力不足に陥らないというのには驚く(「関電の予測では、20~24日の週も原発ゼロになるとはいえ、おおむね需給は安定の見込み」asahi.com)。
2011年8月の真夏のピーク時の需要実績を見ても、今日からの原発なしの供給力でなんとか足りている。
もちろん、現在の関係者の努力もあるのだろうが、むしろ、これまで原発につぎ込んでいた開発費を他へ回していれば、もともと原発ゼロでもまったく何の問題も起こらなかったんだろうなあというのは想像がつく。
それも、やたらに二酸化炭素を出す方式じゃなくて、そっち方面もかなりのところまで克服した技術ができていたのではないだろうか。
まあ、そんなことをいっても仮定の話に過ぎないし、繰り言にしかならない。
それでも、10万年後!まで安全に保管?しなければならないというような廃棄物を「そのうち科学の力で何とか無害化できる」というようなタワゴトよりは、いくらかマシではないかと思う。
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中長期的には原発はなくすべきだと思うが、短期的にどうすべきなのかはわからない。
無責任に願わくは、安全で安定的に電力が供給できればいいなあと思うだけだ。情けないことに。