◆ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展

 twitter に書いちゃったけど、長いからエントリにしちゃおう。

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 文化の香りに乏しいわが家ですが、家人が大昔1年だけ同僚(というか先輩)だった先生が阪急百貨店で個展を開いて絵画の制作過程を実演なさるというので、行ってきました。スタジオジブリの『耳をすませば』の作品世界(背景)などを担当した井上直久という方です。

 ほとんどの作品を通して「イバラード」という空想上の世界をモチーフになさっているのですが、そのベースが茨木にあるということで、茨木市政施行70周年記念の共催になっています。

 折しも今年満年齢で古稀をお迎えになる先生は、茨木市内の高校で20年近く美術教諭を務め、現在も茨木市にお住まいだそうです。茨木からイバラードが着想できる想像・創造の力業には驚かされます。

 元(大阪の)高校の先生らしい軽妙なトークを交えながら、すでに完成しているキャンバス上の絵がみるみる別の作品、世界に変わっていくのは見ていて圧巻でした。