★走り納め?

 三連休最後の午後、リビングに座っていると背中からぽかぽかと暖かいので、1か月ぶりにバイクで走りに行くことにした。

 とはいっても、スタートできたのが2時22分、5時前には日が暮れる。

 息子がミカンを欲しがっていたので、とりあえず豊能町の志野の里を目指す。

 30分余で到着するが、ミカンだけ買ってそこで引き返そうかと考えていた。

 ところが、店が閉まっている。

 「毎週土・日9時オープン」というのは文字通りで、振替休日といえども開けないのか・・・

 仕方なしに北へ向かい、何となく気が向いて亀岡の手前で372号線へ左折。そのまま173号線の出会いまで走って南下することにする。

 しかし寒い。あのぽかぽかはどこへやら・・・

 真冬用のバイクウェアのお蔭で上半身はぜんぜん大丈夫なのだが、羽毛で保温していない下半身はかなり冷える。

 そのせいか、左足首から下が攣るというか麻痺するというか変な感じになってきて、シフトチェンジにやや支障を来す。

 173号を南下していくと、今度は右に症状が出る。

 篠山市から能勢町にかけての山中では、2℃まで気温が下がった。これより下がると路面凍結のおそれもあるし(この気温でも橋の上は微妙な感じだった)、バイクで走れるぎりぎりである。

 崖の崩れた一箇所だけまだ片側通行になっていたが、実に久しぶりに173号が能勢まで開通していた。

 いつもならノンストップで帰るのだが、この状態では・・・というのと、まだミカンを買っていないこともあって、道の駅能勢くりの里へ。隣に駐めていた赤いクロスカブ110のおじさんが、私のバイクのメットインを見て「広い、深い」と感動してくれた。

 たくさんの野菜の中にミカンを2袋だけ見つけて1袋購入。498円(500円でいいのに)。

 トイレをすませた後、バックヤード?に迷い込んで、なかなかもとの駐車場に帰れず、こういう構造になっていたのか・・・と興味深かった。

 いつものエネオスでガソリンを入れ、日が暮れるころに何とか帰宅。

 走行距離は110kmほど。けっこう走れるものである。

 近年の習いで、まったく何もないクリスマス。久しぶりのクリスマスプレゼントだといって息子にミカンの存在を告げると、想像以上に喜んでいた。