■旅立ちの時

 1988年の映画らしい。なぜ借りたのかわからない。何かがきっかけで見つけて、ネットの評価が高かったのが気になったのだろうと思う。

 スタンド・バイ・ミー(1986)のときは子役のイメージのあったリバー・フェニックスが、この映画ではもはや青年になっている。アカデミー助演男優賞にノミネート。その数年後に亡くなってしまうとは、ほとんどだれも想像すらしていなかっただろう。

 いろいろ言う人もいるようだが、私にとってはすごくリアリティのある、もとになった実話があるんじゃないかと思わせる映画。シドニー・ルメット監督。

 親子の情愛ものには弱いし、適度なスリルとサスペンス(笑)もある。

 こんな映画を見て、この程度の文章でしか紹介できないのが哀しい。

(Running on Empty, 1988 U.S.A.)