■けなげなコゲラ

 家人の職場では、時々鳥が死んでいるのを見つけることがあるという(どんな職場だ?)。

 今度見つけたら持って帰ってこいと厳命しておいたところ(笑)、実際に持って帰ってきた・・・

 なかなか、こんなふうに鳥をじっくり観察できる機会はない。というわけで、家族で観察して写真を撮り、庭に埋めて菩提を弔い、形ばかりの墓石を立てた。

 後で、重さぐらい量っておけばよかったと思った。

 一番気になったのは、その細い腕。うちの文鳥でも、こういうのをおとなしく見せてはくれないので、これまで知らなかったような気がする。

 こんなか細い骨で羽ばたいて飛んでいるのかと思うと、そのけなげさにちょっとした感動を覚える。

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(老婆心ながら:動物の遺体を触る時は、まず傷んでいないかを確かめ、できればマスクを着用しましょう。手術なんかに使う、手にぴったりくっつくゴムの手袋を使い捨てにするのが理想ですが、素手で触った場合は、目や鼻や口に手を近づけず、触った後は石けん等で何度も綺麗に手を洗いましょう。)