バードウォッチング

■本能?

飼っている文鳥が、カゴの下に敷いた新聞紙を熱心に引きちぎって、巣作りらしき行動をしている。 問題は、その場所が飲み水(兼 水浴び)容器の中だということだ。 水に新聞紙を浮かべ、その中に籠もるという珍妙な生態を数か月前から披露している。 先月に…

★鳥の体

(以下、鳥の排泄物や交尾の話が出てきますので、苦手な方はお読みにならないでください。) 一応はバードウォッチングを趣味にしていて、家で文鳥も飼っているので、鳥についてはたぶん、ふつうの人より少しは詳しいはずだ。 それでももちろん、知っている…

●通行止めを乗り越えて?(バイク&ハイク その6)

地震のエントリを書いてから、気がつくと3週間も過ぎている。 確か以前、「1か月更新がなければ死んだものと思ってください」とか何とか書いたような気がするのだが、このままでは近いうちに死んだことになってしまう。 そうならないようがんばりますので…

■「もう会いたくないね」

「情熱大陸」というテレビ番組で、世界でも稀だという猛禽類専門の獣医師を特集していた。 氷結した湖面上の大雪原で傷の癒えたオオワシを自然に戻した後、 「いい飛びっぷりだなあ」 「戻ってきてほしくないね」 「もう会いたくないね」 とつぶやくシーンが…

■2018年GW東北旅行 tweet 集

恒例になりました、GW東北旅行ツイート集です。ご笑覧くだされば。 2018/4/28 18:46 滋賀・福井県境で、まだ八重桜が満開だった。 2018/4/29 6:56 明るすぎて6時半に起床。日の出が4時台(と言っても56分)であることに驚く@新潟県上越市名立 2018/4/29 7:…

■スズメ激減??

バイクに乗って兵庫県明石市の実家に行ってきた。往路は六甲山、復路は有馬経由。往復で4時間くらい。 山の中以外はかなり暑かったのだが、季節は秋、沿道の田んぼの多くには稲穂がたわわに実り、たまに刈り入れの終わったのが混じっている。そういう風景を…

★サファイア

世の中には知っているようで知らないことが多いもので、昔は調べるのにも手間暇がかかるために知らないままになっていることが多かったが、最近は調べたいと思えばすぐに調べられるようになり、いろいろな無駄知識が少しずつ身についている。 それでも、世の…

●棚からブッポウソウ

新聞記事か何かで情報を得た家人が、珍しく行きたいところがあると言ってきた。 岡山県真庭市勝山。 真庭市? 勝山町だと思っていたのだが、例の平成の大合併でそうなってしまったらしい。 昔はよく通(とお)ったりすることはあったのだが、そこに「町並み…

◆高文脈文化 あるいは ヤマセミ

日本は高文脈文化(high-context culture)であると言われている。 要するに、場面や文脈から「言わなくてもわかる」ことを前提に社会が成り立っている文化だというわけだ。 程度の差はあれ、日本から見ると他のほとんどの文化は相対的に低文脈文化(low-con…

■営巣中のコウノトリが射殺された

島根県雲南市で営巣中のコウノトリのメスが、昨日、猟銃で撃たれて殺されたという(yomiuri.co.jp)。 コウノトリというのは、日本ではほとんど絶滅しかかっていて、さまざまな努力の末、兵庫県の豊岡市で2005年から放鳥が始まった鳥だ。 現在でも、豊岡市(…

■2017年GW東北(+ちょっと信州&日光)旅行 tweet 集

今さらながら、今年のゴールデンウィークに行ってきた東北(+ちょっと信州&日光)旅行のツイート集をいつものように転載しておきます。 誤字や間違い等を修正するため、最小限の校正を行っています。リンクをクリックすると写真が表示されます。 2017/04/2…

●ガリレオ式双眼鏡

屈折望遠鏡には代表的な基本システムが2種類あって、ひとつはケプラー式、もう一つがガリレオ式である(望遠鏡を二つくっつけると双眼鏡になる)。 簡単に言えば、 ケプラー式は 対物レンズ(見たいものに向ける大きい方のレンズ)も 接眼レンズ(眼に近づ…

■どうしてもっと早く切り替えなかったんだろう?

つたない写真を臆面もなく皆さまに公開している(いえ、謙遜ではありません) 「戸惑う被写体 ── Out of Focus, Out of Sight」 「Look ! Up in the Sky」 ですが、これまでは基本的にココログの機能を使ってきました。 これが実に扱いにくく、写真ファイル…

■頌春

★九州ひとり旅 tweet 集(記憶のための記録を記念に)

北海道の時も同じようなことをやった記憶があるが、気紛れに tweet していたのを後でまとめただけだった。今回は特に意識しないまま、自然に twitter で実況中継を始めてしまっていた。 記憶のための記録を記念に残しておく。 2016/12/21 20:50:08 明日夜の…

★九州旅行中継中

今回は、なぜか自然に twitter で旅行を中継する感じになっています。 twitter なので、(つまらない)文章はほとんどなく、(つまらない)写真は比較的豊富です。 このブログの→からもご覧になれますが、よろしければ、以下をご覧くだされば。 https://twit…

◆官能の一眼レフに想う

思い切って、分不相応な一眼レフを購入した。 つい先日まで、数分の一の値段のコンパクトカメラを買うつもりでいた。 だが、手にして撮影する機会があったカメラに魅せられてしまい、その一週間後には買ってしまっていた。まんまとメーカーの戦略に乗せられ…

●失われた?ブッポウソウを求めて

ブッポウソウという鳥がいる。体長がハトより少しだけ小さくて、体つきはスリムな、濃い青色系の美しい鳥だ。 小鳥としては最大級である(いや、小鳥と言えるかどうかちょっと微妙な大きさかも)。 好きな鳥の一つだ・・・と言いたいのだが、何しろ実際に見…

● Pokémon GO よりバーディング ^^;

子どもたち、外に出て遊ぶ、自然の中で昆虫を捕まえる──。私たちがつくりたいゲームは、みんなが家の外に出て、もっと歩き、新しい場所へ向かい、友達と楽しむゲームです。そんなゲームで遊ぶことは、人生をより豊かに、そして世界を良い方向へ変えると信じ…

●「想定外」その2

午後から投票を済ませて六甲山へ。 理論上は毎月8回以上の休みがあるはずの家人と一緒に遊びに行くのは、今年度に入ってからたぶん2回目だと思う。 しかも今回は、昼食後に思いついた、ついで程度。 でもまあ、ともかくも34℃の下界から24℃の山上へ。 ただ…

●「想定外」

嫌いな言葉がある。 「想定外」というのもその一つだ。 いつのころからか、政府や自治体、企業などの言い訳として頻用されるようになった。 もちろん、「想定はしていましたが予算の関係で対策できませんでした」と正直に言えない場合などもあるだろうから、…

◆フィービ・スネツィンジャー生誕85周年

バーダー(鳥を見るのを趣味とする人)が少し本気になると、自分がそれまでに見た鳥の種類を数え始める。その種名のリストを Life List と言う。 私なんかはぜんぜん本気ではないのだが、データを整理するのは趣味みたいなものなので、一応数えている。 ざっ…

◆びっくりの「スナイパー」

たぶん、みなさんは「スナイパー」の意味をご存知でしょう。 そう、「狙撃手・狙撃兵」(わお、『広辞苑』の第四版には載っていない。第六版には載っていた)ですね。 最近では、『アメリカン・スナイパー』(2014 U.S.A.)という実話をもとにした名作映画も…

★ウトナイ湖の野鳥サンクチュアリ

素晴らしい環境なのだが、惜しむらくは新千歳空港のファイナル(着陸最終進入経路)直下に位置すること。ひっきりなしに轟音が響く。 まあ、仕方ないかなあ・・・

●バーダー必携の iPhone アプリ

iPhone(iOS)用アプリ開発で有名な物書堂から、『日本の野鳥(山溪ハンディ図鑑)』が出た。 もちろん iPad でも iPad mini でも iPod touch でも使える。 おそらく、本格的な日本の鳥類図鑑アプリとしては、現時点で唯一のものではないかと思う。 『山溪ハ…

■ツバメへのお詫び

家を建てていたとき、ガレージの天井にある照明器具にツバメが巣を作りかけたのだが、そのうちシャッターがついて出入りできなくなることがわかっていたので、傷の浅いうちにと撤去させてもらった。 あれから十数年・・・ うちのすぐ近くには田んぼとかはな…

●必然的偶然

このブログの10年は、鳥見を一応の趣味としてきた10年と重なる。 先日、トイレに置いた本やら雑誌やらを家人にせっつかれて整理させられ、捨てられずに残ったものの置き場を開けるために、本棚に置いていた鳥見関係のパンフ類を泣く泣く捨てた。 そのまま捨…

■星を見るための双眼鏡選び

天体観測のために持ち運び重視の双眼鏡を買いたいというご相談をコメント欄に受けたので、コメントでお返事した。 だが、コメント欄に埋もれていては他の方に参考にしていただける可能性はほぼ皆無なので、エントリにする。 エントリにしたからといって、ほ…

★曇のち晴 または 才能のなさ

夕方から夜にかけて止んでいた雨が夜中にまた降っていて心配したのだが、朝起きると曇り空で、西の方には青空ものぞきはじめていた。 午後あたりから天気も回復してくるだろうということで、ロープウェイで白根山に近づいていく。 標高2000mまで一気に運んで…

■ホトトギスが鳴いた

今、ホトトギスが鳴いた。教科書どおり?2回続けて。 ホトトギスの鳴き声が聞こえるところに住んでいること、鳴いたのがホトトギスだとわかることに、小さな幸せを感じる。