◆謎の鳥たち

 先日、鳥の群れの羽音に感動した話を書いた。

 数日前、今度は、多分同じ鳥の群れがほぼ同じ時刻に、180°反対方向へ向かって飛んでいくのを見た。今度も群れが5つ6つ。

 羽音は、サワサワサワとも、シュワシュワシュワとも、シュウシュッ シュウシュッ シュウシュッ とも聞こえる絶妙な音だ。

 と思うと、今日も同じような時刻に(日没後しばらく後だ)、また最初と同じ方向へ飛んでいくのを見た。

 「烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり」(枕草子)ではないが、ねぐらへ帰って行くんだったら、どうして正反対の方向へ飛んだりするんだろう。

 それはともかく、いまだにムクドリだかハトだかわからない。これから常に双眼鏡を持っておこうか(笑)

 どちらにしても大した鳥じゃないんだけど、群れの羽音で鳥が聞き分けられるようになれたら嬉しい。

(念のため、プロフィールの写真はタカを警戒している昼間のハトの群れです)