★早朝から大渋滞

 朝7時半集合の探鳥会に行くために、5時半に起きる。

 ゴールデンウィークとはいえ、単独で1日だけの休みだし、何といっても朝6時半である。道が混むとは考えていなかった。

 遅刻しないように高速道路で宝塚まで行こうかとも思っていたのだが、中国自動車道は渋滞の表示。えっ !? と思うが、故障車のせいらしい。

 並行する中央環状線はスムーズに流れ、高速道路の大渋滞を横目に見ながらすいすい進む。快適だったが、交通量は少なくはなかった。

 千里中央を過ぎ、島熊山(わからない方、すみません)の手前から少し混み出す。まあ、この信号はいつものことだと思っていると、島熊山を過ぎてから大渋滞。

 こんな早朝からなんでやねん。

 カーナビを見ると確かに渋滞の表示。ご丁寧にも音声で「渋滞が発生しています」と繰り返す。この状況でそんな何の意味もないことを言われてもイライラが募るばかりである。わかっとるわい。

 遅刻必定になりながらノロノロと3キロほど進む。

 原因は、柴原あたりでトラックが中央車線で追突事故を起こし、左側二車線が使えなくなっていることだった。車線が1/3になっているんだから大渋滞も当たり前である。

 それにしても、今日みたいなどってことない日に、中国道も中央環状も大渋滞なんて・・・ 逃げ道もないのである。

 宝塚手前でも、乗用車3台が玉突き事故を起こしていた。幸い、起こったばかりで渋滞はなかったが、ろくに車間距離を空けないで走る奴が多すぎる。

 15分遅れで到着。運良く、出発したばかりのグループを見つけることができて合流。

 今ブログで調べたところ、ここに来るのはたぶん1年半ぶりだ。

 朝7時半の集合というのに、40人以上いそうな大人数である。相変わらず年齢層は高いけれど、家族連れや子どももちらほら。

 いったいみんな、何時に起きてるんだろう?

 珍しく、クロツグミがいるという。鳴き声が綺麗。運良く、アカハラクロツグミの写真も撮れた。2羽が喧嘩しているのもおもしろかった。

 キビタキの鳴き声がツクツクボウシに似ていると教えられる。なるほど、そういう覚え方をすれば、音が苦手な私でも覚えられるかもしれない。

 1年半ぶりで、会うのもおそらく2度目だというのに、何人かの方のお顔は鮮明に思い出した。少なくとも5人。わたしにとって、何らかの意味で個性が際だっている方々だからだろう。

 中でも、最高齢とおぼしき強い老眼鏡をかけた男性が、以前と変わらずお元気そうに参加なさっていたのは嬉しかった。そういえば、前回も今回も双眼鏡をお持ちじゃなかったような・・・ それで見えるのだろうか。

 前回それについてお話を伺ったような気がするのだが、中身が思い出せない。その場所や表情や声音までが鮮明に思い出せるのに。

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 早い朝食後6時間近く経つと、お腹が空いてふらふらである。頭も少し痛くなってくる。

 お昼は焼きそばを作ると聞いていたので、帰宅後すぐに食べさせてもらいたかった。帰宅時刻を告げるべく、帰り道、信号で止まるたびに家に電話をしたのだが、一向に通じない。家には電話が3台!あり、家族は2人とも家にいるのに、である。

 携帯には何度かけても出ない。ホワイト家族24の意味がない。

 パブリックの電話は留守電になるので、メッセージだけ入れる。

 プライベートの電話は、「受話器が外れたままね、話し中」である(もちろん、話なんかしておらず、単に不注意なのだ)。

 まったく・・・

 これだけ連絡の手段が確保されていて、相手の居場所もわかっているのに、なお連絡がつかないとなると余計に腹が立つ。これで緊急の連絡とかだったらどうするのだ。

 こんなことなら、連絡手段がない方がまだマシである。

  便利な世の中は余計なストレスを生むんですね。

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 早朝の大渋滞、故障車と事故で2ルートとも。

 通じない電話、バックアップのさらにバックアップがあっても。

 やはり、人間がしっかりしていなければいけないのだ。