経済・政治・国際

◆運転免許証更新時講習による収穫

運転免許の更新など、貴重な時間とお金を奪われるだけだと思っていらっしゃる方も多いのではないだろうか。 実際、明確に意味のあることと言えば、視力を測定されることくらいである。 フランスやドイツなど、免許更新が不要な国も多い。 まあそれでも、はな…

◆「選挙に行くのがあほらしく」ても

朝日新聞の選挙特集の中に、各地を訪れて有権者の声を聞くというのがあり、今日は公園を回って・・・ということだった。 インタビューを受けた女性が 「子育て支援って言葉が選挙の道具にされている気がする」 「これまで実行しないで、選挙の材料にするのが…

◆世論調査

衆議院議員選挙に関する某全国紙の世論調査の電話が家にかかってきた。無作為抽出に当たったのだろう。 でも、アンケートを騙った思想調査やイタズラかもしれず、ほんとうに世論調査だと知る術がない。 丁寧に率直に「この電話がちゃんとした世論調査だと判…

■鋭い/鈍い 味覚と嗅覚

息子が帰宅してリビングに入ってくるなり、「なんかバターくさい」という。 夕食はカレーである。バターなんか一切使っていない。 カレーを食べると「やっぱりバターの味がする」と言う。家人にはわからないらしい。 「いつもと同じように作ったよ。もしかし…

■解散総選挙??

twitter には書いたのだが、腹の虫が治まらない。 「これまでにない深刻かつ重大な脅威」のあとの「これまでにない重大かつ差し迫った脅威」(いずれも安倍首相)の最中に解散総選挙を行おうとしているとしたら、論理的に考えて、その「脅威」がウソなのか、…

■「NYPDよっ!」

アメリカのドラマの宣伝を見ていると、被疑者のところに突入する刑事が 「NYPDよっ!」 と叫ぶ場面が放映される。 "NYPD" は "New York city Police Department"(ニューヨーク市警察)の頭文字で、「エヌ・ワイ・ピー・ディー」と発音する。 吹き替えでなけ…

■私の文章です

以下は私がかつてここに書いた文章からの引用です。 ここに具体的に書くことはできないが、あの新機軸はこうなった、あの改革の副作用は、この改革のせいで・・・と考えていくと、もちろん功罪両面あるだろうとは思うものの、成功か失敗かという二分法を適用…

■私の文章ではありません

こういうことをするのは初めてですが、以下は私の文章ではなく、内田樹氏のブログからの引用です。引用元は http://blog.tatsuru.com/2017/08/31_1544.php です。念のため、内田氏はこういう引用を無条件に許容なさっています。それどころか、「私が書いた」…

■ほんっとにどうでもいいのですが・・・

珍しくこんな話題ですみません。 数多の不倫報道が相次ぐ中、元検事の有名女性代議士と、9歳年下の男性弁護士とのW不倫報道がありました。 いかな代議士といえども、こういうのって純粋に個人的なことだと思いますし、政治家として云々というのはほんっとに…

●プルトニウムをポリエチレンの容器に入れて長期保存

日本原子力研究開発機構(茨城県大洗町)の被曝事故に関して、プルトニウムをポリエチレンの容器に入れて長期間保存していたことが発表された(20170721)。 「放射線で容器が分解して水素ガスが発生し、事故につながったとみられるという」(朝日新聞) 具…

◆座右の銘は「面従腹背」

今話題の前文部科学事務次官、前川喜平氏が報道ステーションのロングインタビューを受けた映像を見た。 種々の点で興味深く示唆に富んだ内容だったが、ひときわ印象に残ったのは、氏の座右の銘が「面従腹背」だということだ。 中央官庁のトップにまで上り詰…

■揚げ足取りによる馬鹿馬鹿しい閣議決定の連発

共謀罪にからむ答弁の際に安倍首相が「そもそも」と言った件で、今だに政治資源が浪費されている。 政府は今日、「首相が自ら辞書を引いて意味を調べたものではない」とする答弁書を閣議決定したという(mainichi.jp)。 問題となった首相答弁は、1月26日の…

■キャッシュレス社会

朝日新聞で「キャッシュレス」という連載が始まり、第1回としてスウェーデンが取り上げられていた。 なんと、現金取引を拒否するパン屋さんまで存在するという。 日本だと、通貨には強制通用力があるので、そんなことは法律上できないのではないか。それ以…

■「無届けサーバー運営容疑で逮捕」

ああ、びっくりした。 本日付の朝日新聞夕刊に、中国人留学生が「無届けサーバー運営容疑で逮捕」されたというニュースが載っていた。 サーバを運営するのに届け出がいるのか??? 記事には「無届けでインターネットのサーバーを運営したとして」「電気通信…

■手間暇とコストをかけて現場を混乱させる改悪

腹立たしいことや嫌なことは、できるだけ書きたくないんだけれど・・・ ___ 大学入試センター試験の後継として2020年度から導入する新テスト「大学入学共通テスト」(仮称)の実施方針案を文部科学省が公表した。 これはいったい何なのか。 当事者である…

■2017年GW東北(+ちょっと信州&日光)旅行 tweet 集

今さらながら、今年のゴールデンウィークに行ってきた東北(+ちょっと信州&日光)旅行のツイート集をいつものように転載しておきます。 誤字や間違い等を修正するため、最小限の校正を行っています。リンクをクリックすると写真が表示されます。 2017/04/2…

★「今の時代には合わない」のではない

大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)が「戦前・戦中に使われた教育勅語を教材に使用することについて「今の時代には合わない。個々の価値観まで教育の現場で押しつけるのは変な話だ」と述べた」という(朝日新聞朝刊)。 率直に申し上げて、日本維新の…

★必要経費

3月は必要のない買い物をいろいろしてしまった。 4月以降はそういうことはないと思うのだが、すぐに固定資産税とか自動車税とか息子の授業料とかの類が襲いかかってくる。合計で数十万円になる。 それを思うと、3月に買ったもろもろなど、ぜんぶ足しても…

●多忙な人と暇な人と

中堅旅行会社「てるみくらぶ」が破産して、世間を騒がせている。 てるみくらぶは、確か以前、グアムだかサイパンだかにダイビングに行ったときに使ったので、まったく他人ごとというわけではない。 庶民にとっては、やっぱり安さは正義なのだ。 さて、今回の…

●配偶者の呼称(その3)

配偶者の呼称 配偶者の呼称(その2)の続き。 以前書いた内容を含むが、標題をつけて改めて。 2017年新春ドラマで、先日終了した「カルテット」(脚本:坂元裕二)では、年上の女性(松たか子)の配偶者のことを、年下の連中(満島ひかり・松田龍平・高橋一…

●レヴェナント:蘇えりし者

単純なストーリーではあるものの、その壮絶さ・凄絶さは見ている者を引き込むのに十分だ。 サイドストーリーとしてのネイティブ・アメリカンの描き方も、21世紀らしい視点から彩りと深みを添えている。 「残酷さ」に耐えられる人はぜひ。 ___ 以下、どう…

●令状なしのGPS捜査は違法:最高裁が初判断

標題の通り、捜査対象者の車などに全地球測位システム(GPS)端末を付けて居場所を把握する捜査の違法性が争われた刑事裁判の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は15日、GPS捜査は強制捜査に当たり、裁判所の令状を取得せずに行っ…

◆愚かで危険な言葉遊び

学習指導要領の改訂案が発表された(2月14日)。小5の社会では、竹島、北方領土、尖閣諸島が「我が国の固有の領土であることに触れること」と初めて明記。中学地理では竹島と尖閣諸島が日本固有の領土であり、尖閣については「領土問題は存在しないことも…

◆え、そんなに?

「鳥獣関係統計によると、狩猟や農作物の被害防止などの目的で行政の許可のもと行われる有害鳥獣捕獲などで13年度はシカ約50万頭、イノシシ約45万頭が捕獲された」という記事を朝日新聞で読んだ(引用は asahi.com から)。 私は即座に「この記事はケ…

◆もはや正気を疑う

アメリカの国土安全保障省のジョン・ケリー長官(同姓同名なので「えええぇぇ」となったが、前国務長官は John Kerry で、この人は John Kelly だった)が、記者会見で「ビザ発給の審査を強化し、申請者の電話の通話記録やウェブサイトの閲覧、ソーシャルメ…

■今いる場所で(3)

アメリカの司法長官代理(長官は現在空席なので司法省のトップ)、サリー・イェイツ(Sally Q. Yates)氏がトランプ大統領によって解任された。 中東・アフリカ7か国からの入国を禁止する大統領令に従わないよう、イェイツ氏が省内に通知したからである。 …

■ドローン・オブ・ウォー

まだ途中までしか見ていないのにこういうことを言うのもなんだが、現代に生きるだれもが見るべき映画である。 これが未来のことではなく、むしろ過去のことだというのがまた・・・ しかも、あのオバマ政権下ですら、こんな戦争が行われていたのだ。 (物語の…

■超人世代?

1月6日(金)の朝日新聞(大阪本社版朝刊)トップは「高齢者「75歳から」提言」という記事であった。 日本老年学会と日本老年医学会が「高齢者の定義について」「75歳以上とすべきだとする提言を発表した」件である。 高齢者福祉を削りたい政治の側から働…

■阿蘇の陶芸家:工房 ゆう

2016年12月27日。せっかく阿蘇に来たのに、あいにくの天気。 震災の復旧が進んでおらず、阿蘇山上には北からしかアクセスできなくなっているということで、とりあえず、道の駅阿蘇まで来てみたものの、さて、この天気ではどうしようかなあというときに、ちょ…

★「徐行」(その2)

九州を旅行中、公安委員会が設置した「徐行」の標識は、結局一度も見なかった。自宅からフェリー乗り場までの往復を含めてもなかった。 1週間以上、1300km余(フェリーで往復したので大した距離ではないが)を走ってゼロである。 いったい「徐行」の看板は…